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トップ>コラム一覧> 世界の紅茶の産地を訪ねて – インド ダージリン地区 タムソン茶園 –

産地

世界の紅茶の産地を訪ねて
 – インド ダージリン地区 タムソン茶園 –

2024.10.7

ダージリン、ウバ、アッサム、キーモン(キーマン)・・・。
世界中の様々な土地で作られ、世界中でその土地ならではの飲み方で愛され続けてきた紅茶。

世界には、無数の種類の紅茶が存在します。
産地の名前がそのまま紅茶の銘柄になっているものがほとんどです。それぞれの産地で個性ある茶葉が生まれるため、どこで生産された茶葉かが重要な印であり、いつしかブランドとなったのでしょう。

nittoh.1909を運営する三井農林は、100年近く前から、紅茶生産に取り組んできました。本コラムでは、そんな私たちが実際に世界中の紅茶の生産地に赴き、見て、聞いて、感じた紅茶の生産地ごとの空気感を、皆様に少しでもお伝えできればと思います。

今回ご紹介するのは、インド・ダージリンのタムソン茶園です。

ダージリンという地区について

世界一の紅茶生産量を誇ると同時に、世界一の消費国でもあるインド。

そんなインドにあるダージリンは、インド北東部、ヒマラヤ山麓の標高500〜2,000mに位置する産地です。生産量は少ないものの、香味に優れ、紅茶の中では最も価格が高いことで知られています。また、シーズンにより味わいや香り等の特徴が大きく変化します。

ファーストフラッシュのクオリティーシーズンは3月から4月頃までで発酵が浅く、緑茶のように青々とした外観と黄味かかった淡い水色が特徴です。さわやかな甘い香りとフレッシュな味わいを楽しむ新茶です。
 セカンドフラッシュのクオリティーシーズンは5月から7月頃までで、1年のうちで最も品質が充実し、芳醇な香りと甘さを感じさせるコク、好ましい渋みを併せ持ちます。水色は淡いオレンジ色をしており、良品にはマスカテルフレーバーと呼ばれる独特の果物香があります。

タムソン茶園について

ダージリン地区の地図

Tumsong Tea Estate(タムソン茶園)はインド北東部、西ベンガル州北部ダージリン地方の北西部にあります。バグドグラの空港からはネパールとの国境の道を辿り、Mirik(ミリック)という風光明媚な村を通れば2時間半〜3時間、Siliguri(シリグリ)からPankhabari Roadを通りKurseon(カシオン)、Ghum(グゥーム)経由で行くと3時間半から4時間、シリグリからMain Roadを利用すると4時間ほどで茶園に到着します。

茶園の写真

近隣にはMarybong、Risheehat、Lingia等の有名茶園があり、ここはGolden Valleyといわれ良質の茶が生産されています。この土地には地域の住人が崇拝するヒンドゥー教の女神Tamsa Deviを祭る寺院がありますが、1867年、その周りに茶園を開設したため、女神の名を借りてTumsongと名づけられました。茶園はヒマラヤ第三の高峰カンチェンジュンガ(8,586m)を望む、標高2,700〜5,500フィート(800〜1,650m)の急斜面にあります。茶園面積186ha、栽培面積は114ha、年間生産量は72トン(注1)と小規模ではありますが、茶樹は中国種が多く、年間を通し良質茶を生産しています。

生産者の写真

オーナーはChamongグループの会長、Ashok Kumar Lohia氏です。彼はもともとアッサムで代々続く生産者の5代目で、1988年に採算の悪いダージリン茶園を購入し経営に乗り出しました。経験の深い茶技術アドバイザーを迎え、また自らの知識経験を活かし茶園改革にチャレンジして、見事品質を向上させ再生を果たしました。

1991年には海外に拡販するためChamong Tea Exportsを設立、能力あるパートナーを得て販売面についても成功を収めています。このような中、1998年にはTumsongを買収し、この茶園もまた品質を向上させました。Chamongが保有する茶園は総て有機栽培で、Tumsongも同様です。現在グループは13のダージリン茶園を持ち生産量は1,500トン(注2)余りと最大のダージリン生産者となっています。

現在、Tumsong茶園のゲストハウスは一般観光客の宿泊も許しており、予約を入れればバグドグラ空港からのアクセス、茶園での全食事、ダージリン観光手配も含めて準備してくれます。

茶園の認証はNOP(National Organic Program)、NPOP(National Program for Organic Production)、Fairtrade、Rainforest Alliance、Naturland、有機JAS認証、ISO22000:2018を取得しています。(注3)

所在地 Tumsong T.E. P.O. Ghoom, District Darjeeling,West Bengal,India
茶園面積 186ha
栽培面積 113.87ha
年間生産量(注1) 72トン
従業員数(注4) 376人
管理会社 Sycotta Tea Co. Pvt. Ltd.(Chamong Group)

(出典:日本紅茶協会発行 紅茶会報 7月号 2014 No.399)

「タムソン茶園について」は、当社社員が上記出典元に寄稿した「茶園を訪ねて」という記事を再編して掲載しております。記事の内容は、刊行当時の情報です。

注1)タムソン茶園の2023年の年間生産量は56トンです。
注2)2024年8月現在、Chamongグループのダージリンの生産量は1,000トンです。
注3)2024年8月現在、タムソン茶園が取得している認証は、NOP(National Organic Program)、NPOP(National Program for Organic Production)、Fair Trade, Rainforest Alliance、Naturland、有機JAS認証、ISO22000:2018です。
注4)2024年8月現在、タムソン茶園の従業員数は205人です。