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トップ>コラム一覧> 世界の紅茶の産地を訪ねて – インド ダージリン地区 チャモン茶園 –

産地

世界の紅茶の産地を訪ねて
 – インド ダージリン地区 チャモン茶園 –

2026.3.3

ダージリン、ウバ、アッサム、キーモン(キーマン)・・・。
世界中の様々な土地で作られ、世界中でその土地ならではの飲み方で愛され続けてきた、紅茶。

世界には、無数の種類の紅茶が存在します。
産地の名前がそのまま紅茶の銘柄になっているものがほとんどです。それぞれの産地で個性ある茶葉が生まれるため、どこで生産された茶葉かが重要な印であり、いつしかブランドとなったのでしょう。

nittoh.1909を運営する三井農林は、100年近く前から、紅茶生産に取り組んできました。
本コラムでは、そんな私たちが実際に世界中の紅茶の生産地に赴き、見て、聞いて、感じた紅茶の生産地ごとの空気感を、皆様に少しでもお伝えできればと思います。

今回ご紹介するのは、インド・ダージリンのチャモン茶園です。

ダージリンという地区について

ダージリン地区の写真

世界一の紅茶生産量を誇ると同時に、世界一の消費国でもあるインド。

そんなインドにあるダージリンは、インド北東部、ヒマラヤ山麓の標高500〜2,000mに位置する産地です。生産量は少ないものの、香味に優れ、紅茶の中では最も価格が高いことで知られています。また、シーズンにより味わいや香り等の特徴が大きく変化します。

ファーストフラッシュのクオリティーシーズンは3月から4月頃までで発酵が浅く、緑茶のように青々とした外観と黄味かかった淡い水色が特徴です。さわやかな甘い香りとフレッシュな味わいを楽しむ新茶です。
セカンドフラッシュのクオリティーシーズンは5月から7月頃までで、1年のうちで最も品質が充実し、芳醇な香りと甘さを感じさせるコク、好ましい渋みを併せ持ちます。水色は淡いオレンジ色をしており、良品にはマスカテルフレーバーと呼ばれる独特の果物香があります。

チャモン茶園について

ダージリン地区の地図

Chamong Tea Estate(チャモン茶園)はインド北東部、西ベンガル州ダージリンにあります。麓のバグドグラ空港へはコルカタから1時間、ニューデリーからは2時間のフライトです。バグドグラ空港から茶園までは車を利用してネパールとの国境近くを走り、Mirik (ミリック)の町を通って約3時間で到着します。ダージリンの町へは、さらに北東へ進みGhoom(グーム)を経由して45分ほどで到着できます。

英国人が支配する前のダージリンには、もともとチベット系民族のレプチャ人が住んでいました。彼らは仏教に帰依しており、レプチャ人の僧侶は、この地が瞑想するのに適した神聖な場所であるとして何百年もの間通い続けてきました。さらに夏になるとレプチャ語で“Chamoo”というピーピーとさえずる小鳥が、瞑想している僧侶のように静寂と調和を求めて集まってきました。ここには住民においしい水を供給する池もあり、木の葉や枝が落ちて池を汚すこともありましたが、Chamooが巣を作るためにこれらを利用したため、結果池をきれいにしていました。茶園の名前Chamongはこの小鳥の呼び名からつけられています。
茶園の開設は1871年と古いがChamong茶園が有名になったのはLohiaグループが買収した1991年以降です。もともと茶園は標高1,200〜1,800mと高い場所にあり、香味の強い高級紅茶ができる可能性を秘めた中国品種が栽培されていました。しかし1991年に買収される前、当時はダージリンといえど世界的な知名度はまだまだ低く、主な販売先はロシアでした。ロシアは形状を重視した火香の強いものを好んだため、価格的には満足できないがChamong茶園もロシア向けに販売しやすい紅茶を製造していました。Lohia氏は買収後、ドイツ、日本、英国向けのプレミアム品質の高級マーケットを狙い品質向上を目指しました。そのために高名な紅茶製造の専門家を招き、茶園工場のインフラを整備し、品質向上を成功させました。幸運にもこの頃からダージリン紅茶の世界的な人気が高まり市場も活性化してきたため大成功を収め、彼らはこれを足掛かりにダージリン茶園経営を拡大していきました。現在13の茶園を経営しています。
ティーツーリズムの高まりにより、ChamongグループのTumsong茶園にはTumsong Tea Retreatがありますが、ここにもChamong Chiabari Resortという宿泊施設があります。都会の喧騒から離れゆっくりとした時間を過ごすことができます。

有機栽培を実践しており、認証についてはETP、Fair Trade、ISO22000、有機JAS、Naturland、NPOP、NOP、CORを取得しています(注1)

2016年4月
(掲載当時)
2025年7月時点
所在地 Chamong Tea Estate, P.O.
Pokhriabong, Darjeeling‐734216,
West Bengal, India
同左
茶園面積 347.39ha 同左
栽培面積 155ha 同左
年間生産量 58.5トン 70トン
従業員数 358人 313人
管理会社 Sycotta Tea Company Pvt. Ltd.
(Group of Chamong Tee Export Pvt. Ltd.)
Chamong Tee Exports Pvt. Ltd.

(出典:紅茶会報9月号 2021 No.485)

「チャモン茶園について」は、当社社員が上記出典元に寄稿した「茶園を訪ねて」という記事を再編して掲載しております。

注1)2025年7月時点で、チャモン茶園が取得している認証は、ETP、Fair Trade、ISO22000、有機JAS、Naturland、NPOP、NOP、EUです。