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つくり手

The Tea for Chocolate 寄り添う紅茶

tea creator」シリーズとは、お茶づくりのプロフェッショナルがこれまで培ってきた経験と、研ぎ澄まされた五感から創りだされる、個性豊かなオリジナルブレンドティーだ。「tea creator」に込められたつくり手たちの思いを、その一杯とともにお届けしたい。

茶葉を鑑定している写真

前編では、一般的にチョコレートと相性がいいと言われているアッサムの選定から取りかかり、15地域の茶葉から6種類を選んだことなどをお届けした。引き続き、開発を担当したティークリエイター森智洋が「The Tea for Chocolate」の意外なブレンド内容や、そのポイントについて語る。

3カ国4地域6種類のブレンド

:今回使用した茶葉は、インドのアッサム、鹿児島県産と静岡県産の国産紅茶(和紅茶)、それから原材料名表示上はその他に分類されていますが、世界三大紅茶のひとつである中国のキーモン。これら3カ国4地域の紅茶が入っています。
さらに各地域の中でも茶園や収穫時期などが異なる多数の茶葉があり、それぞれ妥協せずにテストを重ね、「これだ」と思えるものだけを厳選しました。選び抜いた6種類のブレンドです。
  
今回大きな発見だったのは、思った以上に国産紅茶とチョコレートの相性がよかったこと。実際にテイスティングや試作をしてみるまで、国産紅茶がこんなにチョコレートに合うというイメージは持っていませんでした。
紅茶好きの間で知られていた通り、やっぱり「アッサムはチョコレートに合う」というところと、あまり知られていないけれども、「国産紅茶とチョコレートも合う」という驚きの、両方を強く感じました。
:ブレンドのポイントとしては、チョコレートの邪魔をしない香りを意識して構成しており、チョコレートに寄り添う紅茶というイメージで仕上げています。
6種類それぞれが個性的なお茶なのですが、その個性が突出しないようバランスを整えました。個性豊かな茶葉をひとつにまとめ上げることによって、カラメルやレーズン、ラン、バラなど、様々に想起していただける、奥深い香りになっています。
また、チョコレートの方にも、様々な種類があります。まず、主原料であるカカオ豆は、カカオの木の果実の中にある種のことですが、茶の木同様に農産物ですから、気候風土が異なれば特徴も異なり、地域ごとの特色がでます。
:そして、カカオ成分の含有量によってもビターなものからミルクチョコレートまで、全く風味が異なるチョコレートになります。カカオ成分の量が多いものはハイカカオと呼ばれ、一般的にカカオ以外のミルクや砂糖などの含有量が少なくなるので、甘みが抑えられ、渋みや苦みが強くなります。
また、例えば抹茶チョコレートですとか、ピスタチオやアーモンドなどナッツ入りのもの、ドライフルーツなど、チョコレート以外のものが入っていることも多くあります。
「The Tea for Chocolate」の奥行きのある複雑な香りは、種類を問わず色々なチョコレートとのペアリングをお楽しみいただける理由のひとつです。ぜひ多様なチョコレートと、食べ合わせを試してみてください。

後編では、「The Tea for Chocolate」のさらなる楽しみ方や、伝えたい思いなどをお届けする。

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