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スタッフ試飲レポート

ダージリンをとことん堪能するEp.1 Darjeeling Assort

2022.8.29

インドの北東部、ヒマラヤ山麓の標高約500〜2000mに位置する産地、ダージリン

皆さん、こんにちは。
nittoh.1909スタッフ飯田です。

紅茶と言えば、皆さんはどこの産地を真っ先に思い浮かべられるでしょうか?

入社するまで、お茶に関する知識がほとんどなかった私でも、聞いたことがある産地があります。
それは、ダージリンです。

ダージリンの載っている地図

世界三大銘茶の1つであるダージリン、そのことからも紅茶の代表的な産地であることがうかがえます。

今回ご紹介する商品は、そのダージリンにある5つの茶園の茶葉をアソートにしたものになっています。
ダージリンの持つ香味特徴を存分に感じて愉しんでいただけるよう、5つとも全てクオリティーシーズンの茶葉をセレクトしました。

Ep.1 Darjeeling Assort 10袋 紙箱

クオリティーシーズンとは、紅茶における「旬」の時期にあたるもので、この時期に収穫された紅茶葉からは、その産地特有の香味特徴を最も感じることが出来ます。

特にダージリンでは、ファーストフラッシュとセカンドフラッシュが旬の時期とされていて、中でもセカンドフラッシュの持つ「マスカテルフレーバー(マスカットの様な香り)」は、ダージリンの持つ、最大の特徴であり魅力の1つです。

ちなみに、紅茶の香味を大きく左右する要因の1つには、気候条件があります。そのため、収穫された茶園が異なれば、香味特徴も変わってきます。同じ産地でも、全く異なる香味特徴や水色を、このアソートを通じて体感してみてください。

早速商品を開けていきます

まずは帯を外します。開けるときは、箱にうっすらと書かれている「PUSH」部分を押していただくと、パカッと蓋が空く仕組みになっています。
うっかり蓋だけで持ってしまっても、箱が開いて中身が出る心配がないところが、私のお気に入りポイントです。

Ep.1 Darjeeling Assortの箱を持っている様子
Ep.1 Darjeeling Assort箱が空いている様子

中にはティーバッグ、そして各種類の香味特徴をレーダーチャートにしてまとめた、小さなパンフレットが封入されています。こちらをご覧いただきながら飲んでいただくのも、おすすめです。

淹れ方はとても簡単。
お気に入りのティーカップをご用意いただき、アルミティーバッグに記載のある条件(100℃に熱した熱湯を150ml注ぎ、2.5〜3分蒸らす)を守るだけ。
説明書きを確認せずとも、最適な抽出方法が分かる点も、ずぼらな私には助かります。

Ep.1 Darjeeling Assortのティーバッグを並べた写真

ちなみに、カップは白を選んでいただくと、水色も愉しんでいただくことが出来ます。

実際に5つすべてを並べると、こんなにも違っていたりするのです。改めて紅茶の持つ水色の美しさに、うっとりしてしまいました…。

Ep.1 Darjeeling Assortの5つの水色

飲んでみた感想

Phoobsering - プーブセリン / Chongtong - チョントン

ファーストフラッシュを初めて飲んだ時、これが本当に紅茶なのか?と衝撃を受けたこと、今でも良く覚えています。

世間一般でイメージされる紅茶の香味とは全く異なり、むしろ中国茶なのでは?と思ってしまうほどのグリーンな香味・水色が大きな特徴かと思います。

Chongtongからは、若干セカンドフラッシュよりな香味を感じることができました。
まだ紅茶の知識が浅い筆者Iは、この2つをブラインドでダージリンと言い当てる自信がありません…。

Pussimbing - プッシンビン

この茶葉からは、ウバに似たメンソールの香りを感じました。

味もウバに似ており、しっかりと鋭くキレのある渋さがあります。

ダージリンのミルクティーはなかなか無いと思いますが、これならミルクと合わせても紅茶が負けないかもしれない…そう思い、ミルクティーを試してみました。
やはり予想通り、ミルクにも負けない香味があるため、個人的には美味しくいただくことが出来ました。

Goomtee - グームティー

冒頭にも記載した、ダージリン特有のマスカテルフレーバーを最も感じることができた茶葉でした。
これこそ「THEダージリン」という表現が、よく合うかと思います。

お湯を注いだ瞬間から立ち上る、ダージリンの高貴な香りは、何度嗅いでもテンションが上がってしまいます…。
これは是非、ストレートで香りを存分に愉しんでいただきたい1品です。

Marybong - マリーボン

ダージリンにも、こんなに柔らかな香味を持つ茶葉があるのかと、驚きました。

渋さがマイルドで、まろやかな香味が特徴かと思います。突出した特徴がいい意味でないため、どんなものともペアリングをしていただけるのではないでしょうか。

甘いものをお召し上がりになる、おやつ時だけでなく、お食事の時にも一緒に愉しんでいただくことが出来そうです。

最後に

ここまで、私が試飲した感想をご紹介させていただきました。皆さん、いかがでしたでしょうか?

紅茶は嗜好品ですので、どんな感想を持たれても正解/不正解はありません。
ご自分の好きなように、存分にダージリンの紅茶をお愉しみいただければ嬉しいです。

皆さまの持たれた感想も、是非お伺いしたく思っておりますので、よろしければSNS等に#nittoh1909を付けて、投稿をしていただけますと幸いです。

ここまでお付き合いいただき、ありがとうございました。

nittoh.1909スタッフ飯田

スタッフプロフィール

いわゆるミーハーで、自他共に認める趣味人。最近のマイブームはフィルムカメラと、地元のサウナでととのうこと。お茶の世界にも瞬く間に魅了されました。
同じ茶葉でも、淹れ方ひとつで味や香りが驚くほど変わる奥深さ。ゆっくりと時間をかけて、丁寧にお茶を淹れる時間は、今や生活の一部です。

nittoh.1909スタッフ飯田のプロフィール写真