小田急ロマンスカーで「令和版 走る喫茶室」が運行
2022年3月5日(土)、小田急電鉄株式会社(以下小田急電鉄)にて特急ロマンスカー・GSEを貸切にした特別列車「令和版 走る喫茶室」が運行され、nittoh.1909の紅茶と沿線和洋菓子店のスイーツをお客様に満喫いただきました。
運行には三井農林株式会社(以下三井農林、日東紅茶販売元)も協力させていただきました。チケット発売後、即完売という人気の企画となり、約120名のお客様にご参加いただきました。
走る喫茶室の歴史
1949年、小田急電鉄では戦後に新造した1900形5編成のうち、2編成を特急専用車両1910形として新宿〜小田原間での運行を開始しました。
1910形の中間車両には喫茶カウンターが設けられ、紅茶をはじめとする飲料や軽食などを座席のお客様までお届けする「走る喫茶室」のシートサービスを開始しました。シートサービスは日東紅茶が担当しておりました。
車内で紅茶やケーキを楽しみながら過ごす「ロマンスカーでの箱根の旅」は人々の憧れとなっていきました。
「令和版 走る喫茶室」は、当時と同じように小田急電鉄と三井農林が協働して、イベントを実施しました。
イベント内容
「令和版 走る喫茶室」は、新宿−小田原間を特別行路で運行する車内で実施しました。
沿線の手作り和洋菓子店「成城風月堂」や、小田急百貨店に出店するチョコレートブランド「ヴィタメール」のスイーツに合う、この企画のために選んだオリジナルティーのnittoh.1909「 The Tea for Chocolate」と「ダージリン・ファーストフラッシュ」をお楽しみいただきました。
現役の小田急乗務員の皆様がお客様のお席までお届けし、小田急ロマンスカー「GSE」に搭載する高音質の音響設備を活用したBGMとともに、ゆったりとした時間をお過ごしいただきました。
キャンペーンを実施
イベントでは、日東紅茶商品「ミルクとけだすティーバッグ」のプレゼントや、こだわり抜いた原料と技術から生み出されるボトルドティー「 Cold Brew Tea」の豪華なプレゼントを抽選で提供する企画なども実施しました。ご当選された方、お味はいかがだったでしょうか。お楽しみいただけていましたら幸いです。
イベント実施前〜当日の裏側
イベント実施にあたり、小田急電鉄のスタッフの皆様と、話し合いを重ねてきました。
イベントでお客様に飲んでいただく紅茶は何が最適か。当日どういった方法でおいしい紅茶をたくさんの方にお届けするか。イベントをよいものにするためご協力すべく、三井農林としても出来る準備をしてまいりました。
当日の朝、三井農林スタッフは総勢10名で集合しました。おいしい紅茶をいれるために、ティーインストラクターの資格を持つメンバー達が集まりました。ロマンスカーに乗り、しっかりと消毒等衛生上の管理を行った上で、スタッフルームの車両でサーブする紅茶をいれていきました。スタッフ総動員で役割分担をして、約120杯を2回、無事注ぎ切ることができました。
イベントの今後の予定
「令和版 走る喫茶室」は小田急ロマンスカー、日東紅茶どちらも応援して下さっているお客様にご参加いただくなど、ご好評をいただきました。
今回のようなイベントを今後も皆様にご提供できるよう、スタッフ一同精進してまいります。お楽しみに。